猛暑の夏も過ぎて、ようやく涼しい気候になった10月。
今回の西伊豆ツーリングは10月2週目の3連休の最終日。その連休初日となる12日の土曜日には5月のナイトツーリングの時に誘われていた「2024年 YZF-R1 キャブ車オーナーの集い」で、単独で静岡県磐田市にあるYAMAHAコミュニケーションプラザまで行って来ました!
この日は爽やかな秋晴れのツーリング日和♪日中は気温も27度まで上がる夏日となりましたが、現地には懐かしいR1やR6、以前一緒に走ったShinさんのR7も参加。
バイクを並べて集合写真を撮ったり…、
館内を見物すれば、入口には初代R6と、受付のテーブルにはレゴテクニックのMT-10 SP。
中央にはレクサスの稀少車・LFAが展示されてる他、MotoGP参戦中のYZR-M1の2台やロッシが駆ったM1、国内ではなかなかお目に掛かれないYZF-R15Mも並んでました♪
そして初代R1の開発当時のお話しを聞いた後、イベント後半にはサンダーエースのオーナーさん達も合流し、賑やかで充実したイベントを楽しんで来ました♪
そんな土曜日から2日後の月曜祝日、方角も同じ静岡の西伊豆に向かうべく、この日もR7に乗って朝8時に東名高速下りの海老名SAに到着。
駐輪場には秋晴れの3連休の為か、この日も朝からバイクで賑わい、早くも満車状態!
そして建物内で売店を散策しながら少し休憩し、事前に中井PAに向かうと連絡があった氷鉋君と合流すべく、海老名SAを出発。
思えば2日前にも走った東名。この日は特に渋滞もなく、ツーリング日和の本線を進んで中井PAに到着。
時刻はまだ8:50。せっかく来たので売店に入ってみると、ここにも猫のぬいぐるみ!
自販機で買った缶コーヒーを片手に外で待つ事にして、再び駐輪場へ…。
今回のヘルメットには前月の秩父帰りに取り付けた新しいマイクを装備。その状態を改めて撮影していると、売店前の通路を氷鉋君のTRACER 9GTが通過~。
R7を停めたPA中央側の駐輪スペースに気付かず奥側の駐輪場に向かったようで、歩いて近付いてみると奥の駐輪場は満車。
「おはよ~」と近付いた氷鉋君のトレーサーは少し離れたゼブラゾーンに停まってたので、R7を隣りに寄せて2台を撮影♪
早速ここでインカムを繋いだら中井PAを出発して東名の本線を進んで行きます。
今回はインカムのマイクも新調したので走行中の会話も問題なし。
大井松田IC先の工事区間も過ぎて、まだ冠雪前の富士山を眺めながら御殿場JCTに差し掛かり、今回は新東名に分岐して連続トンネル区間も過ぎたら長泉沼津ICの料金所を出て、そのまま伊豆縦貫道に接続。
ここからは車線も減って伊豆縦貫道は伊豆中央道に入り、車の流れに乗ったまま伊豆わさびミュージアムに到着。
時刻は10時を過ぎた頃。まだ駐車場にも空きスペースが何ヵ所も残っていたので、安定したスペースに2台を停めたら一旦ここで休憩します。
ここには8年前にも立ち寄った覚えがあるけど、その当時とは建物の色も変わり、建物内もわさびに特化した展示内容になってました!
外観を撮影してみると「わさび穴」という窓があって、覗いてみると室内で栽培中のわさびが見えます♪
早速中に入ってみると、右側には「わさびトンネル」という通路があって、この中を歩くと何処からかわさびを噴霧してるのか、ツーンとわさびの刺激臭!
そしてトンネルを出ると、外から見えた「わさび田」。
通路にはわさびの種や、おろし金の展示も。
売店にはわさび関係の商品が所狭しと並び…、
売店の奥にはお目当てのソフトクリームコーナー!
ここで氷鉋君は迷わずわさびソフトを、自分は富士山ソフトを購入。
この富士山ソフトはわさび味とバニラ味の二階層になってますが、後半にバニラが来るように店員さんの助言で上下チェンジして貰ってます♪
テーブル席でそれぞれ冷たいソフトクリームを味わって休憩してから外に出ると、わさびミュージアムのすぐ隣りには道の駅・伊豆ゲートウェイ函南。
せっかくなので歩いて立ち寄り、情報コーナーを眺めて今後のツーリングネタを物色♪
そしてわさびミュージアムに戻ろうと道の駅から駐車場方向を見てみると、遠くには冠雪前の富士山♪
右端に2台のバイクが入るように全景を撮影したら、そろそろ次に向かいます。
2台を始動させて伊豆中央道を進み、江間トンネルをくぐったら目の前には江間料金所。
ここではETCも使えないので現金で2台分の¥320を払って有料道路を進んだら、一気に大仁南ICまで走ってR414を右折して県道129~県道18に抜けて県道127の達磨山を通過し、西伊豆スカイラインに合流。
道は少しずつ上って行き、インカム越しに眺めの良さそうな所で写真撮影しようと話しながらも、なかなか適当なスポットが無く、取り敢えず2台を停めて撮影を済ませ…、
更に進んで行くと、4年前にも来た事がある宗教施設っぽい所に差し掛かり、今回も興味本位で立ち寄ってみました。
しかし氷鉋君が調べた情報では、この先にあった平和寺は既に廃寺になっているそうで、ここに残った仏像や灯篭は置き去りにされたままの物なのか?、バイクを置いて2人で歩いてみる事に…。
スマホの地図上にも残るこの路地を進んで行くと、舗装が朽ちた下り坂の一本道の遥か前方にそれっぽい建物は見えるんだけど、とてもあの建物まで歩くのは遠過ぎるので、バイクの所まで戻って再び西伊豆スカイラインを走ります。
しばらく走ったら県道411からR136に出て、この時点で2台とも給油しておこうと話し、国道沿いにあるENEOSのスタンドに立ち寄って2台とも給油。
ここまで来れば土肥金山は目の前。給油後にR136を5分程走って目的地の土肥金山に到着♪
ここには何度も来てるので、いつも通り壁の前にバイクを停めたら早速撮影しながら入ります。
秋晴れの青空に映える土肥金山。正面の千両箱と小判を撮って受付で砂金採りセット券の¥1700を払ったら、2年前にも会った門番人形さんからのご挨拶を撮ってから門の中へ。
赤く舗装された通路を歩いて行くと入ってすぐ右側の池に立ち寄り、優雅に泳ぐ鯉を撮影♪
更に通路を進んで行くと、坑内入口の手前にある金山奉行堂の前にも鯉の池。ここには「コイのおやつ」という¥100の自販機があったので試しに購入。
取出し口からは、もなかのような四角いケースが出て来て、これを割ると中には粒状のエサが詰まってるので、氷鉋君に半分渡して鯉達に餌を撒く様子を撮影しておきました♪
群がる鯉達に餌を撒く動画撮影は1分で終わらせたけど、最後にはケースも餌になる事が解り、細かく千切って投げ入れると鯉達も完食してくれました♪
そしてここからは坑内めぐりに入って行きます。
暗い坑内を歩いて行くと江戸時代の坑内の様子や千石船の解説。
土肥の街並みのジオラマを見て更に続く通路の突き当たりには山神社の鳥居。
金箔が貼られた鳥居の周辺を撮影したら坑内の風景を見学しますが、ここの温度は22度なのでこの日の屋外とは大して気温差を感じません。
そして作業場の要所要所を巡りますが、2年前と違うのは、マネキン人形達がそれぞれ着用していた金のマスクが外されている点。
コロナ禍のピークも過ぎてすっかり制限が緩和された事を、ここの人形達で実感します♪
坑内めぐりは最後の金子地蔵尊から採掘切羽まで到達して、出口の壁にある金鉱脈のプレートを撮ったら坑内を出ます。
外に出て案内看板とおみくじコーナーを通過したら、次は正面にある黄金館。
中に入って最初に見えるお奉行様もマスクが外され、金銀鉱山の分布図や小判の展示。
そしてマスクが外れたジオラマの人形達を見たら突き当たりにある千両箱の重量実感体験。
この22㎏もある箱を氷鉋君に持ち上げて貰ったけど、かなり重たそうです…。
千両箱の隣りには千石船の展示。
その周辺には当時の資料や枝銭に鉱石類の展示。
そして、その奥の展示室には土肥金山のメインとも言える250㎏もある世界一の巨大金塊♪
2年前に来た時は時価22億だったこの金塊も、すっかり金が高騰して今では34億円超え!
穴の開いたアクリルケース越しに手を伸ばして触る事はできるので、このコーナーは毎回賑わってます。
その隣りには12.5㎏の金塊。こちらも2年前より6000万円程値上がっていて、アクリル越しに掴んで持ち上げる事もできるけど、片手で持つには12.5㎏は重すぎる…。
その他、室内には金の茶釜や「金の価値秤」というプレートが貼られた天秤。
あとは「金箔づくり」の展示もされてました。
金塊の展示室の奥には土肥金山の売店♪
ここには金色のキレイなお土産物が沢山売られているので、毎回物色しては買い物しています。
売り場には小判やスプーンやフォーク、招き猫の置き物やマグネットなんかの小物も豊富にあって、4月に甲斐黄金村で購入した「黄金発見!」まで♪
更に隣の棚には御朱印帳やお菓子類まで並んでたけど、
今回購入したのは、新壱万円札のトランプと水の中で金箔が揺れるペン立て♪
ペン立ては前から気になってた商品で、サイズ的にもバッグに収まる大きさなので入手しておきました!
そして売店の出口にはメダルの刻印機とスタンプコーナーがあったので、受付で貰ったリーフレットのスタンプ欄に手順通りに捺して御朱印風に仕上げてみました♪
買い物を終えた黄金館を出たら中庭を通って砂金館に向かいますが、その途中には大八車と顔出しパネルにマンガンクラストの展示と足湯コーナー。
この辺りは撮影だけ済ませて進み、砂金館に入ります。
館内に入ると5ヶ所に分かれた長い水槽が並び、受付でチケットを渡したら決められた位置まで案内されて、30分制限の砂金採りが始まります。
最初に緑色の皿で砂金採りの説明を受けて、水槽内の砂利をすくって中から砂金を見つけ出す手順だけど、これがなかなか難しい…。
金の粒が見つかればキラリと光るのが判るけど、蛍光灯の反射や水面の光と混ざり易くて見失う事も多く、最初のひとすくいで幸先よく1つめの砂金を見つけたものの、それ以降はなかなかヒットせず…、
結局は最後の5分で3つ同時に採れたので、何とか4つ確保できたけど、隣りで苦戦していた氷鉋君も今回は残念。またいずれリベンジしましょう!
砂金館を出て通路から正面入口の本館1階に入ると、ここにも売店。店内の規模と広さは黄金館よりも広いので扱う商品も多く、金箔カステラや小判クッキーと、キーホルダーやTシャツまで置いてます♪
そして、ここまで来るのにソフトクリームしか食べてなかったので、一旦売店を出て2階の食堂に行く事に。
売店向かい側には「喫茶 金の砂」。目の前にはゴージャスな「純金モリモリソフトクリーム」も展示されて、金額もゴージャス♪
2階に上がる階段の下にはアクリルケースに納められた250gの金箔。近付いて撮影するとこちらもゴージャスな輝き♪
そしてエレベーターで2階に上がり、「食事処 葵」に入りますが、気付けば時刻も14:20になっていたのでピークの時間帯も過ぎて店内は空いてます。
窓際のテーブル席に座ってそれぞれ選んだメニューは、氷鉋君がイズシカカツカレーの大盛り。
そして自分が注文したのはチキンカツカレーの大盛り♪
少し遅い昼食になったけど、窓の外の秋晴れの風景を眺めながら美味しいカレーを味わって完食。
食後にはもう一度売店に下りて、氷鉋君が金箔カステラを購入してから外に出て、正面入口の鯉の池にも立ち寄って再び鯉に餌を撒いておきましたが…、
その時に氷鉋君が撮影した鯉の迫力が凄かった…!
ひと通り土肥金山を楽しんで駐輪場に戻ったら、2台を始動させて土肥金山を後にして、R136から県道17を左折して、ここからは海沿いの道を走ります。
駿河湾沿いに続くこの県道は、地形的に全て海沿いに繋ぐ事はできず、時折内陸の山間部も通過しながら北上を続け、富士山ビュースポットの西浦江梨に到着。
ここは車が5台程度しか停められないパーキングエリアで、到着時には既に2台の車が停めてあったけどバイクを入れて切り返している内に次々と退出したらしく、撮影ポイントにR7とトレーサーを停めた時には自分達2台だけに♪
早速、今の内に富士山をバックに撮影しようとそれぞれスマホのカメラを構えたけど、肝心の富士山には雲が掛かり山頂だけがハッキリ見えるという状態。
取り敢えずここでの撮影を済ませたら西浦江梨を後にして、再び県道17を北上します。
海沿いの県道は少しずつ交通量も増え初め、口野放水路の交差点に差し掛かった頃に見たGoogleマップのルートでは伊豆縦貫道よりR414経由の方が早いと判り、口野橋を渡ってR414を進んで沼津バイパスを通り、東名の沼津ICへ。
ここからは一気に東名高速を上り、御殿場JCTも越えて明るい内に足柄SAに到着!
時刻は17:15。2台を停めたらここで一旦休憩します。
売店の食品アウトレットを見たり「レストイン時之栖」という宿泊施設の受付まで覗いて、
外に出ると「静岡生鮮マルシェ」というショップ。シャインマスカットの売店?と思って入ってみると、店内はぶどう以外にも地元のトマトまで扱う直売所になってました♪
そして時刻は17:30。日没の時刻を過ぎて暗くなった駐輪場から2台を発進させると、インカムを繋ぎながら薄暗い東名高速を走り始めます。
工事で車線規制中の大井松田を越えて、伊勢原ICも過ぎると警戒していた厚木ICと海老名JCTで渋滞にハマり、何とかクリアしつつ横浜町田ICを過ぎて次の休憩地点の港北PAを目指しましたが、3連休最終日夕方の渋滞を考慮すると港北PAも落ち着いて休憩できそうな場所ではないので、走りながら氷鉋君に休憩ポイントを変更しようと伝え、氷鉋君が「行った事ない」という首都高3号線の用賀PAに向かう事に。
2台はそのまま渋滞中の港北PAを尻目に通過して、川崎ICも過ぎて東京料金所も通過。
あとは多摩川を越えて真っ直ぐ首都高3号線に向かい、用賀料金所の左端の車線に入って用賀PAに到着♪
ここは1棟のビル自体がPAになっていて、エレベーターで地上に下りる事もできます。駐輪場にはバイクも3~4台程度しか停められないけど、この時は運良くガラ空きだったので駐輪場に2台を駐輪。
バイクを降りて珍しそうに辺りを見回す氷鉋君を自動ドアの中に案内すると、早速1フロア下にある3階ラウンジフロアに降り、テーブル席に座って最新の首都高ドライブMAPと首都高るるぶを手に、自販機のドリンクで最後の休憩♪
あまりの居心地の良さにすっかり長居したけど、ここで次回以降のツーリングプランも組めたので、最後にエレベーターで地上に降りてみようと話し、階下へ。
エレベーターで1階に降りた目の前には管理用のスロープがあって、右に進んだこの扉の向こうは一般の歩道。
うっかり出てしまうと外からはロックされて戻れなくなります。
再びエレベーターで4階の屋上にある首都高本線フロアに戻ると時刻は20:15。
ここで解散ショットを撮影したら、2台で首都高3号線を進み、氷鉋君は直進して都心方面に向かい、自分は「お疲れ様~!」と手を振って山手トンネルに入ってそれぞれの帰路に就きました。
今回は秋晴れの10月3連休の初日と最終日に静岡方面に行く事になりましたが、懐かしいYZFシリーズの皆様とのミーティングも楽しめたし、Divineツーリングではお馴染みの土肥金山に遊びに行く事も出来ました!
そしてR7の走行距離も一気に伸びて、オドメーターの数字はとうとう99000㎞を突破!