前月のよみうりランド・ジュエルミネーションに続き、今回のツーリングもイルミネーション3連プランの2本目として、北関東を走る内容です。
さすがに12月に入ってからは本格的な防寒装備じゃないと寒さに耐えられないので、この時期は靴下二重履き+貼り付けカイロという地味な対策でバイクに乗ります。
そしてツーリング当日は降水確率0%の快晴で、今回はR7で出発。
関越道を北上して最初のスタート地点となる三芳PAに 到着したのは8:40。予定より早く到着したので、駐輪場にバイクを停めてPA内を散策。
売店にはドラえもんの東京ばな奈の他、資生堂パーラーのお菓子。
その隣りには期間限定販売のショコラひよ子♪
暖房の効いた売店から温かい缶コーヒーを買って改めて外に出ると、タイミング良くBMWに乗ったカレーマンが到着。
「おはよー」と、バイクを並べつつ雑談に興じていると時刻も9時を過ぎたので、2台で三芳PAを出発して関越道の本線へ。
ヒンヤリと冷たい12月の冷気を受けながら快晴の関越道を北上する2台。R7の水温計もなかなか60度に達しない寒さだけど、朝の太陽光を浴びながら走り続け、鶴ケ島JCTを右折して圏央道に入り、10時直前に菖蒲PAに到着。
ここのPAには2017年の12月に来て以来で、今回のツーリング内容も ほぼその時のリピートだけど、R7のガソリンがそろそろ危ういので、ここで一旦給油。
給油後にカレーマンのBMW横にR7を停めたら、ここでタイミング良く氷鉋君がトレーサーで到着。
何とタイヤは交換したばかりのミシュラン ROAD5に変わってました!
既にROAD6もリリースされてるのに敢えて5を履いてみたかったそうで、今回はタイヤの慣らしを兼ねての走行です♪
3台並んだ所で記念撮影したら、休憩がてら菖蒲PAの売店散策。
こちらも三芳PAと同様に美味しそうなお菓子が並び、
フードコートを横目に広域交通情報モニターを見上げると特に目立った渋滞は無さそう。
改めて外に出ると屋外販売コーナーには見慣れないレモンポテトチップ??
そして駐輪場に戻ったら時刻はそろそろ10:30。ここで氷鉋君とインカム接続を済ませて、ここからは3台で菖蒲PAを出て、再び圏央道を走り始めます。
まだ午前中の圏央道は快晴でも気温は低く、無闇に速度を上げると寒くなるだけなので、周囲の流れに乗って進んだら五霞ICを下りて、ここからは一般道のR4から県道383を左折。更に県道42を左折した所にある そばいちに到着。
時刻は開店直後の11:05。駐車場にはまだ1台も停められてないので、お店の出入口に近いポジションに3台を停めたら早速店内に入ります。
開店直後のせいか店内はまだ誰も居らず、どうやら自分達3人が最初の客らしく、遠慮して奥の3人掛けテーブルに座ろうとした所、お店のご主人から「真ん中のテーブル使っていいよ~」と告げられて、6人掛けのテーブル席へ。
そしてテーブル上の「おしながき」からそれぞれ選んだメニューは…、
氷鉋君が かき揚げそば
自分は天ぷらそば
カレーマンは生姜焼き丼セットを注文♪
気温の低い圏央道を走った後に味わう温かいそばは程良く身体を暖めて、3人それぞれ完食する頃には店内も賑わい始めたので、お会計を済ませたらバイクを始動させて次の目的地に向かいます。
そばいち前の県道42を更に進んで県道26を右折。そのまま関宿橋を渡って北上したら関宿城に到着♪
敷地内の駐車場に3台を並べ、快晴の青空とお城の天守閣をバックに記念撮影を済ませたら7年振りの関宿城に入ります。
このお城自体は博物館になっているので、案内板やマンホールを撮りながら入館すると頭上にある精巧なジオラマを見ながら券売機で¥200の入場券を購入して1階の第1展示室へ。
ここは近現代の利根川と江戸川の河川改修工事の資料が展示され、フロア中央にはダムのジオラマも。
続いて同じフロアの第2展示室に入ると、江戸時代の初期に改修された治水の歴史と沼地の改修工事の跡を電飾で現したジオラマが設置され、ボタンを押すと該当エリアが発光します♪
ここでその様子を撮影していると、有り難い事に博物館の職員さんが解りやすく説明して下さり、治水工事の難しさや平安時代の地形との違いまで教えて貰えたのですっかり聞き入ってしまい、得した気分で社会科見学を楽しめました♪
そして周辺の展示物を眺めたら、次は第3展示室へ。
ここは天井も高く解放感のある展示室で、テーマは「河川交通と伝統産業」。
中央には高瀬船の大型模型が設置され、フロア両脇には河川問屋と醤油蔵の展示。
展示物の中には醤油番付も貼られてます♪
第3展示室をひと通り眺めたら次はエレベーターで一気に4階に上がって天守閣へ!
四方の窓からは明るい光が差し込み、室内は展望室になっていて遠くには筑波山も♪
そして駐車場方面に目を向けると、手前の瓦屋根の向こうに辛うじて氷鉋君のトレーサーの後ろ姿が何とか見える程度。
快晴の天守閣からの眺めを楽しんだら次は階段を下りて3階の多目的室へ。
ここは利根川や江戸川に関するパネル展示のフロアとされてるけど、この時展示されていたのは関宿城百景写真で人気写真ランキングのボードまで設置され、こんな満月を一緒に収めたハイレベルな写真もありました!
そんな多目的室を眺めたら次は更に階段を下りて2階の企画展示室へ。
こちらは治水とは別に戦国時代からの関宿の歴史を解説されていて、その当時の書物や甲冑や刀の展示。
これで館内の見学をひと通り終えたら1階のエントランスホールに下りて外に出ます。
中庭の端には木造の船と蛇籠が展示され、駐車場の前に戻ると時刻はまだ14:40。
駐車場の側面には売店を兼ねた休憩所があって、せっかくなので中に入ってみると子供用の玩具やアクセサリーに、野菜の直売コーナー。
休憩スペースにはこの時の利用者もなく、改めて外に出て城壁沿いを散策します。
雲一つない青空に映える関宿城を歩きながら撮影して進むと、裏側は関宿城庭園。
この時期には庭園の紅葉をバックにお城の写真が撮影できるんだけど、さすがに12月に入ってしまうと枯れ葉や枯れ枝が目立つね…。
庭園の先を更に進むと水辺公園。目の前にある木製の遊具を撮っていると、こんな所に猫が♪
暖かい日差しの下で日向ぼっこしてる様子だけど、よく見ると首輪が付いていて電話番号らしき数字も?
猫の近くに腰を下ろすと、近付いて来て簡単に撫でられたように、人には慣れている様子。
取り敢えず園内の動物オブジェを撮影して歩き、遠くの利根川方面まで撮影。
そして公園側に戻るとさっきの猫が遊びたそうについて来ます♪
園内には動物愛護を呼び掛ける貼り紙もあって、その周囲を歩き回る猫の姿もシュールだけど、そろそろ駐車場に向かって歩き始めると嬉しそうに途中まで駆け足でついて来た猫も、関宿城の敷地には入って来ないようで…、
帰る家があって欲しいと思いつつ、この猫とはここでお別れ。
そして駐車場に戻ってバイクを始動させると関宿城を出発し、県道26に向かう途中の道で街路樹の間隔が広いポイントに3台を並べて記念撮影♪
ここで時刻は16時。駐輪場で眩しい夕焼けに照らされた3台を撮ったら、ここでしばらく休憩にします。
初めて訪ねたこの道の駅。周辺を眺めているとエレベーターで2階の展望室に上がれるようになっていて、実際に行ってみると、遠くの渡良瀬遊水地方向からの夕焼けとハートのモニュメントに吊り下げられた鐘。
眼下には3台を停めた駐輪場が見える位置で、同じフロアにはFMわたらせの放送ブースがあって、この時も放送中でした。
夕陽の反対側に見える満月を撮影しつつ、再びエレベーターで1階に下りると道を隔てた対面側にも行ってみますが、こちらは以前にも来た覚えのある造り…。
と思ったら9年も前に地下神殿を見に行った帰り、雨の夜に立ち寄った「道の駅きたかわべ」だった場所でした!
胸像が設置された目の前の自販機には久々のトマネード♪
建物の中は野菜の直売コーナー。
そして隣接したこの休憩スペースが地下神殿の帰りに休憩した懐かしいフロア。
最後は再び駐輪場側の売店に入って店内を散策し、ケースの中で動くベッケイガニを眺めてから駐輪場に戻ります。
そして時刻は16:30。ここから次はあしかがフラワーパークに向かって出発します。
夕暮れの中を走る3台は渡良瀬遊水地を右側に見ながら県道9~県道11を北上し、10月に食べに来た麺屋てつの前を通過して藤岡大橋から渡良瀬川を渡って県道50を左折。
そして渡良瀬川沿いに再び県道9を直進し、R50から県道67を通って線路沿いの道から駐車場の奥に進み、あしかがフラワーパークに到着。
時刻は17:25。日没を過ぎて辺りはすっかり暗くなり、3台を停めたら正面入口に向かい、チケット売場で¥1400の入園券を購入して園内に入ります。
屋外のイルミネーションを見るには来場客で賑わう売店の中を通過しますが、販売エリアも広くて商品も豊富!
売店を抜けてイルミネーションエリアに出ると目の前には光のフラワーステージとレインボーマジック♪
園内を歩いて行くと鮮やかなクリスマスツリー♪
この中をくぐりながら真上を見上げると、天井まで続く光の粒に圧倒されます。
園内には所々に池があって、水面に映る光も鮮やかで「奇跡の大藤」と名付けられた光の藤棚も圧巻!
そして一際目立つイルミネーションタワー♪
季節毎のテーマで彩られたエリアも歩き…、
更に水辺に浮かぶ光のピラミッドエリアも撮影。
さすが日本三大イルミネーションに認定されるだけの光の演出はまだまだ続き、後半に見た「みんなの地球」エリア周辺を撮影♪
こうしてひと通り散策を終えた頃には、北関東ならではの気温の低下を覚え、再び売店に戻ります。
売店の中には鮮やかなパッケージの商品が並び、園内で見かけた光るキャンディーが有るかと思えば、チーズケーキやわらび餅、牛すじとろ煮なんて商品も並びます。
売店を出て正面ゲートを出ると時刻は19:25。すっかり冷え込んだ駐輪場でバイクをアイドリングさせるとあしかがフラワーパークを後に、次は夕食に向かいます。
3台は駐輪場を出てあしかがフラワーパークの敷地から両毛線のガードをくぐり、県道67を進んで県道40に入る山戸橋のT字路を右折した所にある「中華料理 金福」に到着♪
この中華料理店、実は7年前に訪ねた「台湾料理 四季紅 足利店」だったお店。
看板は変わったけど、経営者やメニューまで変わったかどうかは判らぬまま、3台を駐車場の奥に並べて入ってみます。
店内で4人掛けのテーブル席に案内されると早速メニューを眺めます。
3人とも午前中に食べた蕎麦以来なのでかなり空腹の状態。
そんな中、それぞれ選んだメニューは氷鉋君が八宝菜定食+焼き餃子♪
自分は小籠包✕3&チャーハンセット+焼き餃子♪
そしてカレーマンは天津飯定食♪
更に3人シェア分として自家製チャーシュー♪
特に誰も大盛りなんて頼んでないのに、運ばれて来たメニューはどれも大盛りレベル!しかもどの料理も美味い!
空腹も手伝って3人とも快調なペースで食べ始めるも、次第に満腹になってペースは落ちつつ、何とか全員完食♪
そして気付けば21時を過ぎていたので、そろそろ退店しようと外に出ると、カレーマンのBMWに給油が必要なので県道40沿いにある apollostation 北プラザSSに到着。
このセルフスタンドではカレーマンのBMWの他、自分のR7にも念の為の給油。
そして相変わらず燃費のいい氷鉋君のトレーサーは無給油で高みの見物♪
その後、2台の給油を終えたらスタンドを出て県道40に戻り、R293を左折して足利ICから北関東道に入って東北道方面に進みます。
夜の北関東道は底冷えの寒さで、防寒+貼り付けカイロ4枚装備じゃなかったら凍えていたかも。
北関東道から岩舟JCTに差し掛かると、ここからは東北道の上り線に入って東京方面に進み、最後の休憩として佐野SAに到着。
この上り線側のSAは工事中のようで、3台はガードレールの横断幕に従って仮設トイレの裏側に並べて駐輪。
外の自販機や24時間営業のフードコートの周辺を見ると下り階段を発見♪
この階段を使って下り線側にも行けるようで、更に坂の上を見ると旅籠屋という宿泊施設もありました!
夜のSA散策に興じていると、いつしか時刻は22:15!
すっかり遅くなったけど、最後はお決まりのライトオンショットを撮って、ここから帰りは途中まで一緒に走って流れ解散しようと、カレーマンのBMWに先頭を走って貰い、続いて氷鉋君のトレーサー、最後尾にR7という並びで夜の東北道を進み、まずカレーマンが手を振って川口JCTから外環道に離脱。
残った2台はそのまま首都高川口線を進んで、次に自分が東領家ランプで下りて環七方面に離脱。
最後は氷鉋君が首都高を直進して3人それぞれの帰路に就きました。
今回は今年20回目のツーリングで、イルミネーション第2弾という内容でまとめてみましたが、元ネタとして走った7年前と変わった部分、変わらぬ部分と細かい違いはあれど、やっぱり冬のイルミネーションを見に行くツーリングはアリだなと思いました!
あしかがフラワーパークは前回のよみうりランドと違って、園内の高低差が少ないので違った見え方も楽しめたし、何より金福の中華料理は美味かった~♪